飯能市街地ひなめぐり

2月26日火曜日
今日は、ビギナーズひなめぐり吟行句会。
お天気に恵まれ、春らしい陽気。
飯能の商店街や、郷土館などをめぐり、山雀亭で句会をしました。
呉服屋さんの前で記念写真におさまったのは、上野句会の有志。

銀座商店街。着物姿の人たちも闊歩。
閑散としているように見えますが、じつはかなりの賑わいでした。


おせんべいの亀屋さん。



黒一点の仙寿さんは、女性達の買い物熱に押され気味。

大通り商店街の中清さんでは、武州世直し一揆の打ちこわしの痕を見せてもらいました。

蔵の米を出さないと打ち壊すぞと脅したときの、たぶんナタの痕。
飯能の市街で、こういう痕跡が残っているのはもうここだけだそうです。

犬筥。嫁入り道具の一つだったらしい。

丸屋酒店の裃雛。

文化財指定の絹甚を最後に、お昼ごはんをいただきに。

飯能河原の櫟庵にて。
ここでカメラの電池が切れましたが、このあと郷土館へ。
郷土館では、雛の展示を見たあと、かつて名栗で俳句が盛んであったこと、馬子や炭焼きの仕事の合間に手帖を開いて俳句を書き付ける姿もみられたというお話しをききました。
食事を挟んで三時間足らずの吟行でしたが、なんとまあ、盛りだくさんなという感じでしたね。
句会も充実したものでした。
皆様お疲れさま。