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タイムスリップ

桜並木

1月3日金曜日

追記です。

どうにも選句がはかどらず、散歩に出ました。
竹寺へ行く道を入ってゆくと、途中、桜を植えた山道になります。
ここだけは杉林ではなくて、「カヤト」と呼ばれるような日当たりのいいところ。
猟の人たちに出合うことも多い道。

ここでの私の散歩の折り返し点は、石材置き場なのですが、3日の今日、そこにはもうユンボを操って仕事をしている人がいました。
挨拶して近づいてみたら、平沼石材のご主人。
山毛欅峠の波郷の句碑を施工した方です。
桜の木をもっと植えようかと思って……と土を均していました。

さて、昨日みんなと歩いた時に見た石碑が気になって、調べてみたら、元治年号の入った合掌している仏様は、二十三夜塔の「勢至菩薩」だとわかりました。
もともとそこにあったものなのか、どこかから移したものなのかはわかりませんが、江戸時代にさかんに行われた二十三夜講のもので、下弦の月の日、深夜の月の出を待ちながら飲食をともにした講なのだとか。
勢至菩薩とは、全ての苦しみからのがれさせてくださる仏様で、月の化身。
観音様とよく似ているけど、合掌しているのが特徴。

元治元年は、文久四年、幕末に当たります。
農民たちは戦争にかり出されたり、飢饉に遭ったりして大変な時代だったようです。
そんなときに月を待つ行事なんてと思うのだけど、風流ではなくて、夜を徹して勤行、精進する講なのであり、人々が絆を深めて苦しみを乗り切るためのものだったと解説されていました。
毎月ではなくて、1月をはじめ年に数回あったらしい。

二十三夜塔は関東には多く見られるそうです。
ちなみに、ここの小さなお社は「熊野神社」だそうです。
天照大神も祀られていました。
菩薩といえば仏様なんだけど、神仏混淆なので、神さまとしては月読の神さまなのでしょうか。

この熊野神社の隣はお寺で、この道には大きなお地蔵様や馬頭観音や出羽三山の石碑などもあり、昔の面影がたっぷり。
名栗ではもっとも古いといわれる古民家もこの道沿いにあります。

かつては、お寺や神社には見向きもしなかった私ですが……。












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yamagaratei

Author:yamagaratei
埼玉県飯能市、下名栗の俳句工房山雀亭
そのなんでもない日常をつづります。

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