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2019年あけましておめでとうございます

臘梅

1月1日火曜日

シリウスがぎらぎらと南の空を通っていったあと、朝月が登場して、あけがたの空も美しいですね。
写真は昨年最後の山雀の会でのものです。
宮の入りの途中の高台では、すっかりなじみになった臘梅が咲き始めていました。

眺望

急な坂道を登って出会えた景色に満足したみなさん。
納めの句会とあって、頑張ってこられてよかったです!

高台にて

八重のニホンズイセン。

ニホンズイセン八重

山雀の会

大晦日は、昨年と同様、ゆうこさんと待ち合わせて楞厳寺にて除夜の鐘を撞かせていただきました。
一人五回ずつ。
ーーー途中で鐘の音が途切れたくらい撞き手が少なかったのが、心配。
道すがら見上げた星空素晴らしかった!
カペラ、シリウス、オリオン、火星、北斗七星、スバル、カシオペア、アンドロメダ星雲、冬の銀河。
少しずつ星の名を覚えてゆくのも楽しいもの。

正月はふだんと変わりなく仕事をしたり、ごはんを作ったり。
なにしろ大晦日締切、元旦締切、当たり前の世界で働いていますもので……!
年賀状はプリンターの不調もあって寒中見舞いになっちゃいそうだし。
でも、一応お雑煮も食べましたよ。
上名栗の友人から、おいしいお餅が届いたので。

喪った友人達、重い病を得た友人達を思えば決してめでたくはない年でしたが、星空の下、こんなふうにブログなんて書いていられるのは幸せなことなのであります。



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弁証法的作句法のすすめ

石田先生の選に関係して、次のような原稿を書いてみました。
【石田郷子先生へ】
「反対を詠む」
―弁証法的作句法のすすめー
私は二〇一八年九月、「弁証法的作句法」なるものを考案しました。ご紹介します。
本稿では、弁証法を次のように定義します。
「弁証法とは、事象(正)と、その事象に内在する否定(反)を統合し、新たな段階の事象(合)を表現することです」。
単に反対のものを統合するということではありません。例えば、次の例句①は、「生は必然的に死を背負う(死は生に内在する)」という悲しみを表現しています。
例句① 一輪の摘めば萎るる野菊かな 
(二〇一八年一二月九日 東京新聞・石田郷子先生選)
季語「野菊」の本質は「生の美しさ」であると考え、「野菊の死」を統合しました。それによって、一層、「生の美しさ」が輝きます。
初めてこの作句法を使った事例を紹介します。
例句②水澄みてわが獣心を映しけり
(二〇一八年九月九日東京新聞・石田郷子先生特選)
季語に「水澄む」を選び、水面に映るナルシスの美しい姿を連想しました。しかし、それでは深みがありません。観察する側の「美しい私」に、アンチテーゼとして観察される側の「醜い私」を対置し、弁証法的に自画像を統合しました。石田郷子先生は「獣心とまで言い切った冷徹な内省」と評されまし。そうです。私は長年、その問題で内省を重ねて来ました。
例句③ 凧糸に繋がれてこそ凧自由
(二〇一八年十二月詠)
「自由は拘束を内在する」という学生時代に読んだ本の弁証法的な記述を、具象化してみました。
いかがでしょうか?この弁証法的作句法は、十句に一句ぐらい使えます。
事象の本質を把握しようとするとき、弁証法を使うと思います。ですから、季語の本質を把握しようとすれば、弁証法のお世話になるのはいい方法です。いろいろな形で弁証法が使えます。(了)
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yamagaratei

Author:yamagaratei
埼玉県飯能市、下名栗の俳句工房山雀亭
そのなんでもない日常をつづります。

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